今日は新橋演舞場公演の休演日です。
3月に入り一回公演が多くなりましたが、先々のお稽古や各教室なども並行して行っております。
いよいよ千穐楽間近となり客席の反応も熱く盛り上がってきたように感じております。
何より、團子さんのヤマトタケルはこの二ヶ月で随分逞しくなったなと感じながらご一緒してます。二十歳ですものね。
わたくしの二十歳の頃は何をしていたかを遡ってみましたら、1990年は初めて大劇場での本興行で抜擢(「天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)」の乳母袖垣)をして頂いた年でした。また、二十一世紀歌舞伎組で中村信二郎(現・錦之助)さんが主演の「雪之丞変化2001年」が初演された年でした。完全に前世代の頃ですね(笑)。
では、明日からのラスト2公演もお待ち申し上げております。
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連日のご来場、誠に有難う御座います。
先日、私の倭姫の上演回数を数えて下さった方がXに投稿してくださって620回越えとの事。(ありがとうございます!)
一つのお役を29年間も勤められる事などそうそうある事ではないのでとても有難いことです。
今日から週末の二回公演、本日(3月16日昼の部時点)通算上演回数1006回目の内、626回目の倭姫も大切に勤めさせて頂きます。
感謝
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昨日のポカポカ陽気はどこへやら、今朝はお天気が崩れるとの予報で冷え込んでおります。傘や上着などお忘れなく気を付けてお出掛けください。
歌舞伎興行に休演日のシステムが導入されて以来、コロナ禍以降の時短公演の休演日の時は然程にも感じませんでしたが、このヤマトタケル公演に限っては一回公演や休演日は心底有難いと思います。
そんなヤマトタケルも3月公演の中日を過ぎ、いよいよ先が見えて来ました。
それでは、本日も新橋演舞場でお待ち申し上げております。
]]>初演から38年の時を経て、更に演者も世代を越えてこうしてこの日が迎えられました事はこの演目に携わり続けている私たちにとりましては大変感慨深い思いです。
これもお客様方のご支援、ご声援あってこそと心より御礼申し上げます。
先ず以て、初演を成し得て下さった先人方、長年この作品を支え続けて下さっている関係者各位への感謝と敬意を胸に、本日の舞台を努めさせて頂きます。
今日という日を経て、この『ヤマトタケル』が引き続き天高く翔けつづけて参れますよう、変わらぬご贔屓のほど、宜しくお願い申し上げます。
・・・ところで、私の倭姫は今日で何百回目ぐらいになるのでしょうね?
]]>只今上演中のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の上演時間は休憩を含めて4時間15分ですが、12年前は15分長かったです。このように上演の度にブラッシュアップされてきた訳ですが、初演当時は今より更に40〜50長く昼の部の終演時間は16時近くで二回公演の日は、カーテンコールで序幕の聖宮に登場する役で出ている人は鬘だけ外して、衣裳は着たまま楽屋で待機しておりました。
やがてどんどん刈り込まれていったので今では登場しなくなった場面や衣裳などもあります。勿論、初演の段階で梅原猛先生の原作にありながら大幅にカットされた場面もあります。本編ではサラッと通り過ぎてますがとても細かく描かれております場面が大碓命と小碓命の兄弟が論議を重ね争いに発展してしまう大碓の家の場。三幕の尾張の国の場とそれに続く伊吹山の鬼人たちの場面です。それがお蔵入りになるのが勿体無いと企画されたのが後に私たちの活躍の基盤となる「二十一世紀歌舞伎組」誕生に繋がる渋谷のパルコ劇場での若手公演として上演された「伊吹山のヤマトタケル」です。
私は入門から二年目の18歳だったのですが、この時に初めて倭姫を勤めました。しかし、本編で描かれている場面は逆にサラッと通り過ぎる演出だったので草薙の剣と謎の袋を渡すだけに登場するだけの出番でしたが、もう一役メインとして抜擢して頂いたお役が、この「伊吹山のヤマトタケル」にしか登場しない伊吹山の鬼たちにさらわれる里の女オトクという役でした。
↑里の女オトク(衣裳は走水の海上の船頭のデザインの引用)
この他、早替り無しで大碓命(現・錦之助さん)、小碓命(現・右團次さん)兄弟が論議をするシーン、尾張の国の場面もメインとしてしっかりお芝居になっており、尾張の国のラストの宴の舞は全員による群舞で踊られましたが、こちらは後にスーパー歌舞伎の本編に逆挿入されました(今回は初演通り二人だけの連れ舞に戻されております)。
ただ、世の中の風潮もあり伊吹山の私のオトクの場も含めてこの「伊吹山のヤマトタケル」は今の時代には上演が難しい内容となってしまいました。
]]>清元「吉野山」の一節にあります〽女雛男雛と並べて置いて〜、に因んで(叔母と甥ではない)レアな組み合わせのお写真をアップさせて頂きます。
帝の使者(團子) 倭姫(笑三郎)
引き続き、團子さんのヤマトタケルにご声援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
『ヤマトタケル』ダイジェスト映像第2弾 (youtube.com)
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明日から三月、年度末に入ります。
引き続きスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」も二ヶ月目に突入しますが、本日は新橋演舞場の休演日です。
今回の公演では自宅に掛けていた額を新橋演舞場の楽屋に飾っております。
写真の絵は今から16年前、新橋演舞場でヤマトタケル(現・右團次さんと喜多村緑郎さん)が上演された際に頂戴したものです。
ブログを遡ってみましたら、当時はNHKFMラジオ「邦楽ジョッキー」のDJを勤めていた頃で丁度この年の3月が私の卒業月でした。私の次が尾上松也さん、そこから中村壱太郎さん〜中村隼人さん〜(番組名が「カブキ・チューン」に変り)尾上右近さん〜中村莟玉さんへとバトンが繋がれております。
懐かしい想い出です。
↑NHKの美術さんが描いて下さった倭姫
すっかりご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃるのかな?
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引き続き3月の南座公演のお稽古でホッとする暇もないと思いますが、くれぐれも体調には気を付けて行ってらっしゃい!
今まで、公演中に出演者が(次の公演の為に)抜けてしまうという事は経験した事がなかったので不思議な感覚でしたが、故に劇中で明日から会えないという感情がリアルに醸し出された様でした。
別れを惜しむ叔母と甥?(カーテンコール後)
引き続き新橋演舞場では、二十歳になったばかりの團子さんのフレッシュな「ヤマトタケル」が翔け抜けて参ります。
皆様、是非とも応援くださりますようお願い申し上げます。
ご来場をお待ち致しております。
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三連休でお出掛けの方も多いと思いますが、厳しい寒さで雪になるかもとの予報も出ておりますので気を付けてお出掛けください。
さて、今日は両親の誕生日(感謝の日と私は呼んでます。今年もおめでとうございます!)ですが、私にとりましても大切な記念日になりました。
ちょうど一年前の今日が、私がドラマ「VIVANT」にクランクインした日でした。
この日撮影したのはたった1シーンのみで、それが第7話でヴォスタニアのメンバーがドライブインに立ち寄った時、別班高田がトイレ(セットです)に潜入していてタブレットを操作し麻酔銃を構成員二人に向けて放つ場面でした。
あのトイレのセット、私が使う為に用意されたものだと思っておりましたら、第1話であんなに大活躍していたとは、放送を観て初めて知りました(笑)。
ドラマデビューの撮影がトイレ!?とも思いましたが、逆に「運」がついて幸先が良いぞ!と、忘れられないエピソードとなりました。
こうしたご縁に感謝、大切にしたいと思います。
↑一年前の2月23日、撮影終了後に緑山スタジオのロビーで撮った記念の1枚
]]>本日は夜の部一回公演です。
今回若返った新たなキャスティングで上演しております「ヤマトタケル」ですが、私が1995年の三再演目から弱冠25歳にして倭姫を引き継いだ事も当時としては新たなキャスティングだった訳です。
私は初演の初舞台では、熊襲の国・タケルの新宮に登場します吉備の従者でした。
↑1986年5月私の初舞台「ヤマトタケル」吉備の従者(16歳)
その後、再演毎に同場の熊襲の民衆の女(通称フルーツ娘)、琉球の踊の子と役が変わり、序幕の偽の弟橘姫と続く大碓命の家の弟橘姫の吹き替え。倭姫と二役で三幕終盤に登場する帝の使者も勤めた事もありました。
今回、三四助が大抜擢で一門の笑野さんとWキャストでみやず姫を勤めさせて頂いておりますが、実は私もたった一回だけですが、中村信二郎(現・錦之助)さんがヤマトタケルを勤められた京都南座での特別マチネ公演で中村児太郎(現・福助)さんの代役ではありますがみやず姫を当時18歳で勤めさせて頂いた事があるのです。記録の何処にも残されてない正に幻のみやず姫です。
こうして振り返って見ますと、私が演じて来た各役を今回私のお弟子や紫派藤間流の藤間礼多くんたちが勤めている事は感慨深い思いです。
↑只今上演中の吉備の従者
左から 澤田陸人さん 牛木 望さん 唐木翼弥さん 羽場奎斗さん
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今回の公演は出演者も若い世代が多いですが、客席も若い方々のファン、初めてスーパー歌舞伎を観てくださるお客様も多いように感じております。
と言いますのも、VIVANTの別班高田やルパン歌舞伎の次元大介で笑三郎を認知して下さった方もいらっしゃる訳で、その方たちは今月の倭姫で私の初女方をご覧になられるという不思議な現象ですが、これもまた、私には嬉しき驚きです。
師匠猿翁の代より長年応援して下さっている熱烈なご贔屓さまのご支援、各世代の出演者のファンの皆さま、この十年の新作歌舞伎や各ジャンルで新たに歌舞伎を応援してくださる事になられたお客様方に今、この時に同じ空間をお楽しみ頂けるのは本当に有難い事と心より御礼申し上げます。
ヤマトタケルは、12年ぶりの再演とある通り、簡単には上演が叶わない規模の演目です。何卒この機会をお見逃しなきよう、新橋演舞場公演は元より、5月の名古屋御園座、6月の大阪松竹座、10月の博多座に向けて皆々様のお口コミ、ご来場をお願い申し上げます。
それでは、明日からも新橋演舞場にて皆さまのご来場をお待ち申し上げております。
]]>團子さん、猿三郎さんの休演は残念ですが、先ずは回復に向けてお大事に療養ください。代役の隼人さん始め青虎さん、澤五郎さんも今日から2回公演が続きますのでくれぐれも体調には自愛して頂きたいです。
さて、本日は三四助くんの24歳の誕生日です。
9年前、新橋演舞場での「ワンピース(初演)」で初舞台を踏んだ三四助。今月は同じ劇場で、澤瀉屋にとって大切な演目「ヤマトタケル」で、みやず姫という大役に向き合いながら新たな一年のスタートです。
「日々進化」に向かって挑んでください。
24歳の三四助の活躍へご声援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
おめでとう三四助!
]]>38年前の初演、5月の中日劇場(名古屋)で初舞台を踏ませて頂いた私にはヤマトタケルは何十年経っても色褪せないと申しますか、新鮮に感じられる演目ですが、この度の再演は更に新鮮味が増したように感じられてなりません。
さて、二日目の昨日は都内でも雪が降り続く中、昼夜2回公演をさせて頂きました。私が朝楽屋入りする頃は全く降っておりませんでしたが、夜の部が終わり楽屋を出ますとすっかり本降りの雪景色に変わっておりました。
皆様、お帰りは大丈夫でしたか?
あの降り様では幕間にちょっと外で時間を潰す事も難しかったでしょうし、昼夜の入れ替えなどお客様方はさぞかしご不便だったのではと案じておりました。そんな中をご来場賜りましたお客様へ心より御礼申し上げます。
今朝も寒い朝ですのでくれぐれも安全第一でお出掛けください。
先月24日より開催しておりました日本橋三越本店での「流白浪燦星(ルパン三世)」の歌舞伎衣裳展はいよいよ本日が最終日です。
本日の新橋演舞場をご観劇くださる方の中で、もしまだご覧になってない方が居られましたら、是非お立ち寄りくださいませ。
]]>舞台稽古を拝見していて、本当に大作だなと改めて感じております。
私自身は師匠猿翁、段四郎さんへの追悼、また初演から鬼籍に入られた皆様方を偲びながら大切に勤めさせて頂きたいと思います。
出演者の大半が平成生まれという世代を越えた令和の再演に、何卒盛大なるご声援のほど宜しくお願い申し上げます。
賑々しくのご来場をお待ち申し上げております。
スーパー歌舞伎 ヤマトタケル|新橋演舞場|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
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とはいえ、本年は珍しく正月がお休み月になりました事もあり、このお稽古に入るまで歌舞伎だけでなく、各劇場でいろんな舞台も観られましたし、普段会えない方たちともお会い出来て充実した一月でした。
さて、只今新橋演舞場では「ヤマトタケル」の追い込み稽古に入っております。
昨日までは芝居の稽古終了後に舞台に移動してテクニカルリハーサルを行いました。私のお役は仕掛けに関わる場面ではありませんので割とスムーズに済んでしまいましたが、「ヤマトタケル」は初出演の私のお弟子たち、その他若い方たち、外部出演、裏方さんも含めて、前回の上演が12年前ですからほとんどが未経験者です。殊に各場の群衆シーンや多勢部分は、もしかすると客席から観ていた方も居たかもしれませんが実際に裏側に触れると驚ろく事ばかりでしょう。
12年前だと隼人さんが当時19歳くらい、團子さんが当時8歳でワカタケル(初舞台)だった訳ですからそれもそうですよね。
このところ街中で「恵方巻のご予約承ります」の貼紙を目にするようになり、ふと、そうかもう節分なんだ・・・。と、実感するほどですから、今年も季節感覚がないまま月日が流れていきそうです(笑)。
この月は各劇場や神社で豆撒きが行われますが、新橋演舞場の初日は4日なので演舞場ではイベントがないのがちょっと寂しいですね、、、折角劇中に鬼が登場しているのに。
そのかわり、お芝居でたくさん季節感を味わって頂きたいと思います。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。
スーパー歌舞伎 ヤマトタケル|新橋演舞場|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
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ご参列賜りました皆さま、諸先輩方よりの掛けて頂きましたお言葉にとても勇気づけられました。
本来なら、もっと、もっとたくさんの皆様がご参列を望まれていた事とお察し致しますが、諸般の事情をお汲み取り頂けましたら幸いです。
こうして一つの区切りを迎えさせて頂きましたものの、やはりお別れするのは寂しい思いでいっぱいですが、お二方から頂いた御恩を一生忘れる事なく、これからも邁進して参りたいと思います。
さて、生前中の師匠はとてもセッカチな性格で、記念写真を撮る時も並び順を譲り合ったり、もたついているといつも「早くしろ!」と怒り出すので周りの私達がヒヤヒヤしたものですが(笑)、今の私にも「お前が伝えたいのは他の件だろ、私に遠慮せず早く伝えてやれ!」とお𠮟りを頂きそうなので、本題に移らさせて頂きます。
本日、送る会終了後の記者会見にて中車さんより「ヤマトタケル」のみやず姫について猿翁一門から抜擢にて笑野さん、師匠の最後の弟子(16歳より私が預からせて頂いております)三四助が勤めさせて頂く事を告知して下さったとの事で、夕方の歌舞伎美人にスケジュールを含めて告知を出します。と松竹さんより連絡を頂きました。
私も、このお話を頂いた昨年末から皆様に告知をさせて頂ける機会を今か今かと待っておりましたが、本日晴れてご披露させて頂く事が出来て嬉しいです。亡師もきっと喜んで下さっている事と思います。
みやず姫は、38年前の初演以来先輩の笑也さんが大切に勤めてこられ、大きくなされた大切なお役であり三四助が引き継がせて頂くからと、ついつい老婆心から心配してしまいますが、私たちの若い頃とは時代も違いますから、決してそんな事だけをプレッシャーに感じ過ぎる事なく、今の三四助がこの役にどう向き合う事が最善なのかを一緒に見出していきたいと思っております。
何卒、鷹揚のご見物の程宜しくお願い申し上げます。
スーパー歌舞伎 ヤマトタケル|新橋演舞場|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
スケジュール中、☆印が笑野さん ◇印が三四助による「みやず姫」です。
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東京はすっきり晴れ渡っておりますが、積雪の厳しい地域の皆様にはくれぐれもお気を付けください。
さて、本日より2月6日まで日本橋三越デパートの本館一階中央ホールにおきまして、昨年12月に上演されました新作歌舞伎「流白浪燦星」の歌舞伎衣裳展が開催されます。
都内の皆様、また各劇場でご観劇された皆様、是非お立ち寄り下さりませ。
私も行ってみようと思います。
詳細はこちらをご覧ください↓
]]>隼人さん、團子さんお二人のヤマトタケル、とても楽しみです。
さて、5月名古屋御園座、6月大阪松竹座のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の公演情報が解禁されましたのでお知らせさせて頂きます。
こちらは、総て市川團子さんによるヤマトタケル、中村壱太郎さんの兄、弟橘姫となります。
私には待ちに待った久しぶりの名古屋と大阪公演です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
スーパー歌舞伎 ヤマトタケル|御園座|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
スーパー歌舞伎 ヤマトタケル|大阪松竹座|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
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皆さま如何お過ごしでしょうか?
私は元気に過ごしております。
もうすぐ「ヤマトタケル」のお稽古も始まるのを前に、紫派藤間流や銀座の舞踊教室のお稽古、昨日はサンリオピューロランドにも久々のお稽古に行って参りました。
初演5月の名古屋中日劇場「ヤマトタケル」で初舞台を踏ませて頂いた私には、この演目は笑三郎の成長記とも言えるお芝居だと思っております。初演から38年、感慨深くもお稽古に入るのをワクワクしながら待っております。
]]>原作ファンの皆さまによる次元大介の素敵なイラスト(ル蕪絵)の数々、嬉しく拝見させて頂いております。
さて、今月は休演月で皆様にお目に掛かれませんが、私のYouTubeチャンネルにて配信中の日本画家の林宏樹さんとの対談シリーズがいよいよ最終回を迎えます。
この対談は、2022年1月に開催された紫派藤間流舞踊会で私が踊らせて頂きました「吉原雀」の扇絵を林さんに描いて頂いた事から始まった対談ですが、5回に分けてアップしましたので2023年元旦の初回から一年が経ってしまいました。つまり対談の収録日(2022年2月13日)からは約二年が経とうとしております。
2023.12.27 コメント撮りにて
そんな訳で、当時何気なく林さんから振られた質問に対して私の思いを述べているのですが、その話題が今の私とリンクしています。果たしてその話題とは!?
どうぞ、お楽しみください。
YouTubeはこちらからご覧頂けます↓
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実家より東京へ戻り諸々の準備に入っております。
自宅に帰宅しますと年賀状と共に今年も可愛い干支の置物が届いてました。
ありがとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
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未だ安否不明な方々のご無事をひたすらお祈り致します。
笑三郎
]]>新たな一年も皆様にとりまして佳き御年となりますようお祈り致します。
本年も宜しくお願い申し上げます。
2024年 元旦
市川笑三郎
幸兵衛窯 イヤーズプレート2024「大航空時代」
今年は十年ぶりに岐阜の実家で新年を迎えさせて頂いております。
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と歌っていた幼少期が羨ましいくらい気忙しい今日この頃ですね。
いよいよなのか、もうという感じなのか?2023年も暮れようとしております。
今年はいろいろあった一年でしたが、心に余裕をもって新たな年を迎えたいものです。
20年前のお正月(右 師匠二世猿翁)
本年は新しいご縁がたくさん繋がり、多くの皆様に笑三郎を知って頂く事ができた年でした。お世話になりました関係各位に御礼申し上げます。
各舞台や映像も応援して下さりまして有難う御座いました。
また、門弟、後援会へ賜りましたご後援にも心より感謝を致しております。
皆様にはどうぞ良いお年をお迎えくださりませ。
2023.12.31 市川笑三郎
]]>松也さんは浅草公会堂の、彌十郎さん、中車さん、猿弥さん、尾上右近さん、鷹之資さんは歌舞伎座のお稽古中。そんな中、私は1月は休演ですので一足先に本年の仕事納めをさせて頂きましたが、お弟子たちは三人とも歌舞伎座の初芝居(昼の部)に出演させて頂きます。
今年は、私にとりましては新境地を迎えさせて頂く一年となりました。中でも日曜劇場「VIVANT」の高田明敏、新作歌舞伎「流白浪燦星」の次元大介の二役は忘れられない出会いでした。
そんな「VIVANT」は大晦日(11:40〜15:30)と1月2日(6:00〜11:00・11:10〜15:00)に一挙再放送、「流白浪燦星」は生配信された12月23日の夜の部の舞台を見逃し配信で1月8日までご覧頂けますので、是非お正月休みにご覧頂きたく存じます。
新作歌舞伎『流白浪燦星』(ルパン三世) 生配信(12/23 16:15開場 16:30開演予定) | MIRAIL 公式動画配信サービス(ミレール)
二月までお目に掛かれませんが、来年も宜しくお願い申し上げます。
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連日賑々しくご来場賜りました皆々様、本当にありがとうございました。
日々の賑いを舞台から眺めておりますとコロナ以前のような雰囲気に戻って来たようにも感じられ生の舞台の在り方と役割を改めて感じた次第です。
これも偏にご来場、ご声援下さりますお客様あっての事と心より御礼申し上げます。
彌十郎さん、愛之助さん、松也さんとも久しぶりにご一緒させて頂けてとても楽しく每日の舞台を勤めさせて頂けました。
今回、ルパンを通して初めて歌舞伎を御覧くださったお客様もかなり多かったようですが、こうして歌舞伎本来の演出、演技、雰囲気を多くの皆様に知って頂けた事はとても嬉しい事でした。こうした皆様に次回は是非古典歌舞伎も、更にはスーパー歌舞伎や新たな試みの新作歌舞伎を引き続きご覧、応援して頂けましたら有難く感じております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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本日、明日から三日間連続の二回公演、千穐楽と、残すは八回の公演となってしまいました。
火薬を仕込み中の三四助くん
こういう公演で嬉しいのは本家アニメーションの声優の皆様にご覧頂けることです。今回もメインキャストの皆様にご覧頂けて畏れ多くも幸せでございます。
また、今回のルパン歌舞伎は、お客様と一諸に時空を共有しているように感じられます。正に舞台と客席とが一体化する生の舞台(歌舞伎)の醍醐味そのもので嬉しいです。
本当にありがとうございます。
それでは本日もご一緒に、安土桃山時代の流白浪燦星の世界へ参りましょう!
]]>さて、この公演が終わりますと私の次の舞台出演は来年2月、3月の新橋演舞場 。(5月名古屋御園座、6月大阪松竹座での公演も発表になりました)スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」で御座います。
「ヤマトタケル」 倭姫
12月25日(月)より2月分のチケットの前売り開始で御座いますので、皆々様には何卒ご予定をお繰り合わせ頂きましてご来場賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
次元大介とは全くもって似ても似つかないお役 倭姫 を勤めさせて頂きます(笑)。
詳しい情報はこちらから↓
]]>お陰様でルパン歌舞伎は本日中日を迎えさせて頂きました。
年の瀬という事もあるのか、今月は日の過ぎるのが早く感じられてなりません。
↑左から翔乃亮 私 三四助 翔三
今月も一門揃って元気に舞台を勤めております。
年月の経つのは早いもので、お弟子たちが入門した頃はみんな十代でしたがもうすっかり成人となり日々活躍しております。また新橋演舞場は彼らにとって初舞台当時から数々の新作の立ち上げに携わり一つ一つ勉強して来た馴染み深い劇場だと思います。
今回もそうですが、舞台裏ではいろいろと私を支えてくれてます。特に次元大介の肝とも言うべき`銃`の附け音は三四助、翔乃亮、翔三が各場を交代しながら私の息に合わせて出してくれてます。
先日放送されました「笑ってコラえて!」でも紹介されていた通り、一つの舞台には多くの方々の支えがあって成り立っております。
日々感謝して舞台を勤めさせて頂いております。
それでは、後半の公演も宜しくお願い申し上げます。
]]>ご来場のお客様に心より御礼申し上げます。
さて、前回の放送ではスタジオゲストとしてお世話になりました日本テレビの「笑ってコラえて!」。今回は3時間スペシャルが放送され歌舞伎界から中村米吉さんがスタジオゲストに出演されますが、【劇場の旅 歌舞伎座支局】のコーナーは第5弾として、只今新橋演舞場で上演中の「流白浪燦星」の初日までの稽古の密着が紹介されるとの事、私も楽しみに拝見しようと思います。
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連日賑々しくのご来場を賜りまして誠に有難う御座います。
すっかり"ルパン歌舞伎"という通称で皆さま方に親しんで頂いておりとても嬉しいです。
先ずは、前半の公演を終え本日は新橋演舞場の休演日です。
ルパン三世の世界観を軸に、今世の中で一番新しく、現代を反映した旬なお芝居なので是非この機会に多くの皆さまにご覧頂きたいです。
ありがたい事に初日早々24日の夜の部に追加公演が決定致しました。
明日からの中盤も皆様のご来場をお待ち申し上げております。
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感謝
#二世市川猿翁誕生祭
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お陰様をもちまして、皆様のご声援に支えられ舞台と客席が一体となる熱い初日となりました。思いがけないカーテンコールでは舞台から素敵な光景を見させて頂きました。本年を締めくくる舞台となりますので、一日一日を大切に勤めて参りたいと思っております。
愛之助さんとは(同じ演目には出てましたが)舞台で共演したのは4年前の一月大阪松竹座「金門五三桐」の呉竹。松也さんとはその前月の歌舞伎座「幸助餅」のおきみ以来。共に奥方や女房役でラブラブな関係性でしたので、今回はそれを俯瞰して見ている側なのがとても新鮮です(笑)。
嬉しく、楽しい日々が始まりました。
ご来場の皆さまには何卒宜しくお願い申し上げます。
]]>年忘れのようにゆるゆるとお楽しみ頂けましたら幸いです。
賑々しくのご来場、盛大なるご声援のほど宜しくお願い申し上げます。
本日は夜の部の初日となりますので、途中30分と15分の二度の幕間を挟みまして、20:00頃の終演を予定しております。
新橋演舞場の正面ではこのオリジナル看板がお出迎え↑
尚、初めて歌舞伎をご覧になられるお客様には、過日放送されました「笑ってコラえて!」でも紹介されましたイヤホンガイドをご利用されては如何でしょうか。また、今月は開演前と幕間休憩中にルパン三世役の片岡愛之助さんによる特別インタビューも放送される他、オリジナルグッズも各種販売されますので、ファンの皆さまも是非ご利用ください。
イヤホンガイド、新橋演舞場『流白浪燦星』特別放送のお知らせ|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
それでは、新橋演舞場にてお待ち申し上げております。
次元大介
]]>最近、公共交通機関の中ではついつい背後の視線が気になってしまいます・・・。
冗談です(笑)
ちょっと高田遊びをしてみました。
今年の7月期のTBS日曜劇場で放送されました「VIVANT」の再放送が決まりました。
リアルタイム期間は一週間毎にあれこれ考察しながら、先の読めない展開に毎回ドキドキ、ワクワクの繰り返しだった事と思いますが、年末年始は再びVIVANTの世界をゆっくりと振り返りながら、又、まだご覧になってない方も是非お楽しみください。
放送日 2023年12月31日(日) 11:40〜15:30
2024年 1月 2日(火) 6:00〜11:00
2024年 1月 2日(火) 11:10〜15:00
※一部地域を除く
新橋演舞場での「流白浪燦星(ルパン三世)」のお稽古も追い込みに入りました。今回の公演には、警視庁佐野部長役の坂東彌十郎さん、丸菱商事の宇佐美部長役の市川猿弥さん、そして別班の高田明敏こと私笑三郎と「VIVANT」に出演した歌舞伎チームが揃っております。
こちらのご来場もお待ち申し上げております。
]]>バラエティ番組は初めて出させて頂きましたが、とても楽しい収録でした。
今まで楽しく拝見していた番組に出演させて頂く事が叶い大変光栄なひとときでした。
放送日は11月29日(水)19:54〜21:54の2時間SPです。
是非、ご覧ください。
11月29日(水)よる7時54分からの「笑ってコラえて!」は2時間スペシャル!!|1億人の大質問!?笑ってコラえて!|日本テレビ (ntv.co.jp)
]]>まだ稽古は始まったばかりですが日に日に形になってくる"ルパン歌舞伎"は、これから劇場に入ってどのように仕上がるのか私自身とても楽しみです。
さて、今晩はミュージカル俳優の中井智彦さんがパーソナリティを務められているラジオ番組『Welcome To Theater Radio!』 にゲスト出演させて頂きます。
中井さんは元劇団四季というご経歴で、私の大好きなミュージカル「オペラ座の怪人」でもラウル子爵を演じておられた方なのでお会いするのが楽しみでした。
皆様是非、お聴きください。
【番組名】「Welcome To Theater Radio! supported by ステージぴあ」
【放送日】2023年11月27日(月) 21:30〜21:55
【放送局】TOKYO FM(80.0MHz)
【パーソナリティ】中井智彦
尚、番組はradiko(ラジコ)でもお聴きいただけますので是非お聴きください。
2023/11/27/月 21:30-21:55 | Welcome To The Theater Radio! supported by ステージぴあ | TOKYO FM | radiko
そして、12月5日から初日を迎えます新橋演舞場 新作歌舞伎「流白浪燦星」へのご来場をお待ち申し上げております。
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私は倭姫を勤めさせて頂きます。
九世澤村宗十郎さんが、私の現在の年(53歳)で初演された倭姫、弱冠25歳で受け継がせて頂いてより年代毎に幾度も、何人ものタケルさんとご一緒させて頂いて参りましたが、私が宗十郎さんのお年に追い付いた今、隼人さん、團子さん共に誕生された頃から知っている若きタケルをお相手にこの日が迎えられるのも感慨深い思いです。
更にもう一つ嬉しい事もありますし…。
6パターンもの配役にて上演されますスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」。
来年2・3月は新橋演舞場にて皆様のご来場をお待ち申し上げております。
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陽射しがある内はいくらかましですが、朝晩の冷え込みはいよいよ冬の到来を感じずにはいられません。
雪の降っている地域にお住まいの皆様には気を付けてお過ごしください。
さて、先週末は岐阜市のぎふ清流プラザで開催されました『地歌舞伎勢揃い公演 秋』を拝見して参りました。
今回ご出演の保存会は郡上市の高雄歌舞伎保存会と気良歌舞伎保存会の皆様でした。
私は中津川出身なのでこれまで馴染みがなかったのですが、気良歌舞伎さんはコロナ禍でいち早く無観客の配信という形で公演を再開するなど精力的に活躍されておられたので注目していた保存会でした。今回は郡上市の皆さんの地歌舞伎を生で拝見できるのが楽しみでした。
高雄歌舞伎さんはお子さんたちが大活躍で、堂々たる演技を微笑ましく拝見しました。気良歌舞伎さんは年頃の近い若い方たちの気持ちの良い熱演、続く学生さんたちも頑張っていて頼もしく感じました。
子供のころ、私が義太夫三味線を習った豊澤順八師匠とも再会できました。
出演の皆様の熱演をお客様と一緒に楽しませて頂きました。
当日の舞台はYouTubeで生配信されましたが、アーカイブでもご覧頂けます。
幕間にイヤホンガイドのおくだ健太郎さんから振られて一言ご挨拶をさせて頂きましたが、そちらの様子も45:42〜47:45辺りでご覧頂けます(笑)。
YouTubeチャンネルはこちらからご覧ください↓
]]>私自身も懐かしくて見入ってしまいました。
さて、本年元旦より配信を開始しました、日本画家の林宏樹さんと私との対談シリーズ第二弾の4回目をYouTubeにアップさせて頂きました。
収録時より随分時が経ってしまいましたが、だからこその貴重な映像も登場します。
是非、ご覧頂けましたら幸いです。
笑三郎
動画はこちらからご覧いただけます↓
]]>おめでとう!
今月翔乃亮は、歌舞伎座の昼の部「マハーバーラタ戦記」に出演しております。
新たな年に向かって変わること無く邁進してほしいと思います。
皆様には応援のほど宜しくお願い致します。
]]>ここ数日ぐっと冷え込んで季節の変わり目を実感しておりましたが、また明日から急激に気温が高くなるとの予報。体調を崩されぬよう御自愛ください。
さて、今年も残すところ2ヶ月となりました。
当月私と翔三は休演月となりますが、三四助と翔乃亮は歌舞伎座の昼の部に出演させて頂きます。
今年は2月「新・三国志」の司馬懿。先月の「義経千本桜」の源義経と立役の割合の多い年となりました。中でもドラマ「VIVANT」の高田明敏は、経産省資源エネルギー庁の官僚でありながら別班の一人という裏の顔を持つ役で、自分とは全く接点の無い世界に触れられる貴重な経験でしたが、12月は名作「ルパン三世」の歌舞伎化に伴い、次元大介という私には新境地のお役を勤めさせて頂きます。
私、上記の司馬懿や「NARUTO」の大蛇丸など(性別不明の)クセの強いお役もさせて頂きましたが、流石に髭を着けるまでのワイルドな立役は経験した事はありません。過日国立劇場で開催されました俳優祭で男女逆転の「珍・水滸伝」で晁蓋(本役は中車さん)をやらせて頂き、恐々髭を着けてみましたら意外に違和感なくて・・・、ちょっと複雑な心境でした(笑)。
そうして迎えた次元大介のスチール撮影、歌舞伎化された次元大介のビジュアルがこちらです↓
本年の締めくくりの舞台となります新橋演舞場 新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」どうぞ宜しくお願い申し上げます。
新作歌舞伎 流白浪燦星|新橋演舞場|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
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すでに告知されておりますが、二世市川猿翁の追悼番組が放送されます。
11/3(祝·金) 13:05〜15:06 【NHK Eテレ】
追悼番組「天翔ける心、それが私 二世市川猿翁歌舞伎名演集」
11/5(日) ※土曜深夜 0:00〜4:00【BSプレミアム】
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』 1995年新橋演舞場
追悼 市川猿翁 スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」アンコール - NHK
「ヤマトタケル」は初演から9年後、師匠が56歳の舞台です。
私は師匠の演じるヤマトタケル(小碓命)の叔母倭姫を初役で勤めております。
この時私は25歳の若輩者、とても考えられないキャスティングです。
調べて驚いたのは、この倭姫を1986年の初演時に演じられましたのは当時53歳だった九世澤村宗十郎さん、つまり現在の私の年齢です。初舞台当時16歳だった私ですが、いつの間にか年齢が追い付いてしまいました。
師匠を偲びながら、当時の澤瀉屋の芝居を懐かしんでご覧ください。
]]>主催くださりました立飛グループ様には、創立100周年のお祝いと、絶大なるご支援に心より御礼を申し上げます。
また、立川立飛歌舞伎にお目見えが叶います事を願っております。
感謝
市川笑三郎
この度は立飛グループ様の創立100周年記念、誠におめでとうございます。
立川ステージガーデンはとても立派な劇場で、駅からのアクセスも良く、周辺にもカフェや飲食店も隣接しているので公演の前や後も楽しめて素敵な所です。
ご来場のお客様には是非、立川での歌舞伎公演をお楽しみ下さい。
師匠、猿翁が生涯を掛けて極められた三代猿之助四十八撰の内でも「義経千本桜(忠信篇)」は、日本全国は元より海外各国でも上演されたほどの代表作。私も入門時より度々携わって参りました。
勿論「義経千本桜」は歌舞伎界ではよく上演されますし、四代目さんも襲名前後に度々勤めておりましたが、私が「鳥居前」に出演しましたのは27年前の義経を勤めて以来、「四の切」は現・團十郎さんの忠信で静御前を勤めさせて頂いた時(2006年11月新橋演舞場)以来となりますので17年ぶり、久々の千本桜です。道理で勤めておりましても懐かしく、また周りの配役も若返って新鮮です。当然弟子たちも初めて携わりますので勝手が分からずてんてこ舞いしておりますが、澤瀉屋型の忠信篇を経験できる良い機会なのでしっかり勉強してほしいと思っております。
今回は四日間という短い公演期間ですが、この後も立川での歌舞伎公演が続いて参りますよう、皆様のご後援を宜しくお願い申し上げます。
]]>これまであまり訪れた事がなく駅の改札を出ると大きな建物に囲まれていて一瞬迷子になりそうですが劇場までの道程にいろんな商業施設があるのでこの期間中にあちこち探検してみようと思います。
25(水)〜28日(土)まで立川ステージガーデンにてお待ち申し上げております。
また、立川立飛歌舞伎(たちかわたちひかぶき)特別公演の初日は、12月新橋演舞場で上演される新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」のチケットの一般前売り開始日となります。
先日新たに、出演者と配役に加え原画入りのチラシが更新されましたが、もう間もなくビジュアルポスターも公表される事と思いますので楽しみにお待ちください。
皆さまお馴染みのルパンの世界が、どのように歌舞伎の世界観に変換されているでしょうか!?
新作歌舞伎 流白浪燦星|新橋演舞場|歌舞伎美人 (kabuki-bito.jp)
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さて、浅草公会堂で開催されました『ドンデンガエシEXPO』に行って参りました。
ゲストの錦笑亭満堂さんの落語、猿弥さん、青虎さんによる役替わりの「あんまと泥棒」は勿論ですが、ロビーに設えられた各コーナーの企画もそれぞれに楽しく、面白い空間でした。
私は二日間に分けて10時開演の部を拝見がてら、幕間には物販のお手伝いをさせて頂きましたが、満堂さんの落語で笑った後の皆様の笑顔で私まで幸せな気持ちになりました。
また、全日を通して三四助くんが生読みでやっていた場内アナウンスを、主宰の許可を得て17日の第二部の開演前の前説だけサプライズでやらせて頂きました(笑)。
準備も大変だった事とお察しいたしますが、たくさんの皆さんが集結して劇場全体が一つのアトラクションとしてお客様に楽しんで頂けるよう構成された今回の企画はとても興味深くも、楽しいひとときでした。
]]>有難い事に花馬行列と神事にも諸先輩方と一緒に参列させて頂きました。
小雨の中ではありましたが、沿道で応援して下さりました皆様ありがとうございました。
お世話になりました皆様へ御礼申し上げます。
笑三郎
]]>季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆さまご自愛ください。
さて、京都から戻りましてすぐに熊本へお稽古に行ったり、東京でも先々の仕込みや各所のお稽古など日常に戻った月初めとなりましたが、劇場への出勤は後半ですのでそれまでは合間を見てあれこれ楽しみたいと思っております。
今週末はコロナ禍以降四年ぶりに実家に帰省しようと思っております。
と言いますのも、私の故郷中津川市坂下の秋の伝統行事「花馬祭り」が(四年ぶりに)開催されるからです。
私が歌舞伎俳優にりましてより毎年十月が休演だった事がなった為これまでこの祭りを見られるチャンスがありませんでした。
という事でこのチャンスを逃すまいとスケジュールを調整し、上京前(15歳)に見て以来37年ぶりに念願の花馬祭りへの参加が叶います。
皆様も佳き連休をお過ごしください。
岐阜県中津川市 山口・坂下・川上の総合情報サイト やさか観光協会 (yasaka-kanko.jp)
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今回は、来月いっぱいで閉館されます第一期国立劇場での開催となりました。
私は模擬店では男女蔵さん、男寅さん御一門、笑也さん、猿弥さん、澤瀉屋一門とゲームコーナー(輪投げ)を担当させて頂きましたが、いつものように多くの皆様がご来店くださりお話させて頂きましたが、「新・水滸伝」と「VIVANT」を観ましたよ!というお声をたくさん掛けて頂けて嬉しかったです。
国立劇場は、開場三十周年記念公演にて上演された「四天王楓江戸粧(してんのうもみじのええどぐま)」で初出演させて頂いてより、「競伊勢物語(はでくらべいせものがたり)」(※どちらも師匠、三代猿之助四十八撰の内に加えられました)で大役を努めさせて頂いた事、また、国立劇場の大きな業績ともいえる「歌舞伎のみかた」の解説役で歴々の先輩方の後に連ならせて頂けた事も嬉しい思い出となっております。
そんなファイナルな国立劇場での俳優祭にお弟子たちと一緒に参加できて幸せでした。
また、ラストの「戯場八景名残隼(ゆめのくにへようこそありがとうこくりつ)」では、我々は「新・水滸伝」の面々を役替りで勤めさせて頂きましたが、思いがけず大きなご歓声を頂けました。
大きなイベントを準備から本番まで導いて下さりました日本俳優協会、各部署の実行委員の皆さま、本当にありがとうございました。
]]>という事で、恒例のビューティーペアでございます(笑)。
先月歌舞伎座の楽屋廊下で撮りましたお写真を笑也さんから頂きました。
次はいつ撮れるのかな?と思ったら、私は今年はもう女方をやらない事に気付きました。
来月は源義経ですが、暮れに至ってはまさかの次元大介ですからね!?
別班の高田でも皆さまを驚かせましたが、果たしてどんな事になるのでしょうか?
夏から楽しみが重なっていましたが一つ一つ終わってしまい、次の舞台までは少し間が空いてしまうので私も寂しい気持ちなっております。
そんな皆さま「新・水滸伝(8月歌舞伎座版)」はどこでも歌舞伎で10月14日まで配信中。「VIVANT」はU-NEXTで全話見られますので、ロスのお方は是非!
ありがとうございました。
そして、明日は久しぶりの俳優祭で皆様とお会いできますのを楽しみにお待ち致しております。
ご来場の皆さま、宜しくお願い申し上げます。
]]>初日より連日賑々しくのご来場、盛大なご声援を賜りましたお客様に心より御礼申し上げます。
五再演目(月を分ければ六再演)となりました姫虎は、新たな進化を遂げつつ、今回の梁山泊の仲間たちや客席のいずれも様との一体感を感じられた2ヶ月間でした。
この公演に関わって下さりました全ての皆さまへ感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
楽屋からのこの眺めも見納めでした。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、土曜日は今までとはガラリと変わって涼やかな日和で京都の人出も賑わってました。
季節の変わり目ですから、体調を崩されないようご自愛ください。
「みんな、ありがとよ!また、会おうね!!」
姫虎
]]>「ん!なに?」
「だ・か・ら〜」
「何?言ってみて!」
「・・・「新・水滸伝」、めっちゃ最高だったよ!」
「ありがとう!」
「いや、笑さんは歌舞伎界のノゴーン・ベキね!」とは言えないみなみーなであった(笑)。
本日、南座「新・水滸伝」大千穐楽です。
※ノゴーン・ベキとは、モンゴル語で緑の魔術師という意味
]]>改めまして、ご覧下さりました皆さま有難う御座いました。
長いようで、あっという間の三カ月間でした。
私自身も「別班」という言葉、存在に初めて注目しました。そんな別班の一人として居られて幸せでした。
第七話以降は狙撃された別班メンバー4人は果たして生きてるのか?生きていてほしい!など、たくさんのお声を頂けたり、VIVANT考察の配信を見るのも楽しみでした。
モンゴルの撮影にて
ドラマ初出演という誠に光栄なる第一歩を日曜劇場で迎えさせて頂けましたご縁はとても有難く幸せな事と感謝いたしております。
福澤監督を始め、どの現場でも「高田さん、高田さん」と大勢のスタッフさんに大変お世話になりました。
2月より始まりました撮影で、キャストの皆様、全てのスタッフの皆さまと過ごせた半年間は忘れられない思い出になりました。
本当にありがとうございました。
感謝
高田明敏 こと 市川笑三郎
]]>師匠が舞台に立たれなくなってから早10年。
そして、とうとうこの日が来てしまいました。
一週間ほど時が過ぎ、ようやく文字に記せるほどに気持ちは落ち着いてきたものの、日を追う毎に寂しさが込み上げてくるのも正直な思いです。
たくさんのお悔やみのお言葉やご心配のメッセージを頂きましてありがとうございました。
16歳で岐阜県から単身で上京し内弟子として住み込みで修行が始まってより37年、今日の私があります御恩は申すまでもありませんが、振り返るとさまざまな思い出が溢れ出てきます。
役者としても人としても、師匠の精神を受け継いでこれからも更に精進して参ります。
2019年5月6日、私の誕生日に師匠のお宅に伺わせて頂いた際に書いて下さった筆談のメッセージ。
「大きく、なってくれ!」
この先もずっと胸に刻んで生きて参ります。
感謝と共にご冥福をお祈りいたします。
合掌
そして、今日も南座では「新・水滸伝」の幕が開きます。
いつも通り、「無心」に努めます。
これも師匠よりの大切な訓えですから。
笑三郎
]]>
物語はいかなる終着を迎えるのでしょうか?
いろいろ思い出しながら見届けたいと思います。
また、京都に居りますので見られないと諦めていた福澤監督の劇場イベント、ファンミーティングがU-NEXTで配信される事になったので、二週続けて本編前からVIVANT祭り気分で盛り上がりたいと思います。
WピースがVIVANTポーズです
写真は7月某日、赤坂TBS広場に飾られておりますVIVANTモニュメントにサインをさせて頂いた際に会場にいらしていたナジュム役のB.T.(ビーティー)さんと撮らせて頂いた一枚です。丁度ナジュムが初登場する回の放送日だったと思います。
ところで、B.T.さんの足の割り方がとても素晴らしい。日本舞踊のお稽古をしているの?と思うほど角度も形も美しいです。
更に、ドラマの中でもお分かりのように日本語がお上手ですし、実際のB.T.さんはドラマのキャラ口調と違って言葉遣いがとても丁寧な方でした。
ドラマの中ではご一緒するシーンはありませんでしたが、お会い出来て嬉しかったです。
]]>おめでとう♪
「新・水滸伝」では梁山泊の恵蓮を勤めております。
応援宜しくお願い致します。
]]>
中盤に向けて引き続き奮闘致します。
南座「新・水滸伝」へ、ご来場をお待ち申し上げております。
日曜日の「VIVANT祭り」第一部、第二部とも充実した放送でした。
第9話では、ある事に大きな反響があり嬉しいやら、驚くやら(笑)。
この話はまた後日。
さて、私がNHKの『てれび絵本』で語りをやらせて頂いた「東海道五十三次シリーズ」の初放送から、もう十年経った事に気付く(驚)。
京都に来るたびに訪れる私の癒やしスポット
「弥次さん」
「何だい喜多さん」
「それにしても暑いじゃねぇか!」
「そうだねぇ、我々が旅した時代(ころ)とは比べものにならねぇな…近頃の暑さは」
「ホントだねぇ」
そんな会話が聞こえてきそうですね。
この石像のある三条大橋は、只今半世紀ぶりの大規模な改修工事の真っ最中です。
連日猛暑の中作業される現場の皆様、お疲れ様です。
]]>
南座にご来場のお客様には、熱中症にはくれぐれもお気を付けてお越しください。
また、劇場内は冷房がよく効いておりますので、寒暖の差にもご注意ください。
さて、東京の興奮も冷めやらぬ内、一週間で「新・水滸伝」は関西にやって参りました。
この短期間で段取り良く稽古を進め、初日を迎えさせて下さったスタッフの皆様に感謝致します。
そして、お客様には初日より賑々しくのご来場を賜りまして誠に有難う御座います。
さすが京都、客席には(暗いですが)舞妓さんの日本髪や白塗りが浮かんで見えたり、和服のお客様が多かったり、大向うさんの関西風の掛け声に気分が上ったり距離の近さを感じるにつけ、より芝居小屋のような雰囲気満載の「新・水滸伝」は臨場感に包まれております。
僅か三日間でバタバタと初日が開いてしまったスケジュールでしたが、初日が開いてからの三日間連続の一回公演は体調面にとってはとても有難い時間でした。これからの二回公演に向けて、体調管理も含めて都度の舞台を懸命に努めさせて頂きます。
ご来場のお客様には、何卒盛大なるご声援のほど宜しくお願い申し上げます。
毎日、劇場までの通勤時に通う雅な街並み、橋からの鴨川の透き通った水面や河原、また、楽屋から見える四条大橋を行き交う人々の様子が束の間の癒しです。
]]>歌舞伎座では連日賑々しくご来場を頂けて、姫虎嬉しかったよ。
皆さんからの熱い熱いご声援、舞台までビンビン届いていたからね!
本当にありがとうござんした。
さぁ、今日からは梁山泊がお江戸から京の都へ引越しての南座公演が始まります。
歌舞伎座に比べると南座は、表も裏も含めて本物の巣窟に居るようで臨場感マシマシですわ。
でも、あれやこれや、やり繰りが大変だけどね・・・(笑)。
三年前、結局初日が迎える事が出来なかった「新版オグリ」以来の南座での本興行。是非大勢の皆さまとお会い出来ますのを、この姫虎楽しみにお待ち申しておりやすぜ。
何卒、熱いご声援を宜しくお願い致します。
それと、今晩は日曜劇場「VIVANT」の放送日。
前回まさかの展開でかなりショックを受けた方が多かったようだけど、もう観ないなんて人は居ないだろうね?
会う人会う人「〇んじゃったの?」って聞かれるけど、それについては私からは何も言えやしないよ。。。
だからどうか、最後まで物語の展開を見届けてくださいな。
今月はアタシもVIVAれるから先ずは今夜の第8話を一緒に楽しもうよ。
梁山泊も別班も引き続き応援してね!
姫虎
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