懐かしい雰囲気
昨日、京都造形芸術大学の春秋座で開催されました「猿翁アーカイブに見る 三代目市川猿之助の世界」には、師匠もサプライズでご登場されたとの事、誠に嬉しいです。
さて、今日は四万十市の後記として、先日の様子をご紹介します。
先ずは、舞台稽古の為に乗り込んだ9月18日。
前日の夕方から東京はゲリラ豪雨が降るなど翌日のフライトが大丈夫かと心配しましたが、嬉しい事に翌朝は見事に上がり何の問題もなく高知空港に到着出来ました。
羽田空港を飛び立ってしばらくすると眼下に雲の間から顔を出す富士山が見られました。
この感じだと陸地からは雲に覆われて見えないはず。今月は名古屋や横浜まで観劇に行ったりしましたが、どちらの日も雲に覆われていて富士山を拝めなかったので、まだ頭に雪がある時期以来、久しぶりに拝めた黒い富士山。
う〜ん、こりゃ善い事ありそうな。
高知空港からは、翔乃亮のお父さんと翔乃亮の母校のお世話役の方が出迎えに来て下さり、車で四万十市へ移動。何とその所要時間約2時間。
余談ながら、羽田から高知空港までのフライト時間は85分。いつも郷帰りした翔乃亮を空港まで送ってから自宅に戻っている車中で「無事に羽田空港に着きました」と連絡を受けるんですよ!とお父さん。それを聞いて、以前よく伺わせて頂いていた山口県の長門市のお世話役の方も同じ事を言っておられたのを懐かしく思い出しました。
さて、今回の会場となったのは四万十市立文化センター。かなり年期の入った趣のある会館です。
舞台稽古中の三四助と附打ちさんです。
今までも我が故郷を筆頭に様々な場所、色んな会館に伺わせて頂き歌舞伎講座や公演をさせて頂きました。会館ごとの決まりや特色を下調べをし打ち合わせをした上で、来場してみて何か問題点が見つかればそれぞれの条件の中で最大の可能性を見出しながら柔軟に別案に変更して理想形に近付けるのが私流。
こんな時、現地のスタッフさん方が私の意図を察して本番に向けて一生懸命に解決に向けて努力して下さるこの一体感がいつもながら嬉しいです。
お客様だけでなく、こういう風に一緒に公演に参加して頂く交流が私の創り上げる歌舞伎講座や各地のイベントの一つの特色でもあります。
今回もたくさんの皆さまにお世話になりまして有り難う御座いました。
〜つづく〜
この記事に対するコメント
2時間もかかるのですか。
丁寧にその場所ならではのことを考えておられるのが、素晴らしいです。
続きのレポも期待してますよ♪♪♪
昨日は愛之助さん、壱太郎さんの「吉野山」を拝見しました。
笑三郎さんの静、舞台のお写真待ってます☆☆☆
今日はシネマ歌舞伎「海神別荘」拝見してきました。
素敵でしたね〜。
でも、皆さんセリフ覚えるの大変だっただろうな・・。
ただ、蛇?長いものと笑三郎さん。
何故か少し懐かしい!?
違う、違う。
その初めの1歩は大切な経験に感動が
一生の忘れられない宝物です(*^^*)
各地で笑三郎さんと一門でこうして
開催されるのは素敵ですね♪♪♪♪
ひとつになって絆が絆を深め結んで
大きな縁になる(*^^*)(*^^*)(*^^*)
笑三郎さんの中でも大切な歌舞伎を
広めてゆく使命愛は…つづく!
続いてもっともっともっといっぱい
各地に歌舞伎の種を届けてほしいです!
そしてそれを観たいです(*´ 艸`)
美しい楽しい素敵な素晴らしい舞台☆
歌舞伎を感じる!感じなければ感動も
生まれないですよね(*^^*)♪♪
明日のつづく…楽しみです♪♪